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K's desk

サークルの後輩、インターン先の同世代社員などに情報を財産として残せたらなと考え開設しました。玄人というよりは、事業をこれから行う人とか知的産業に今後関わっていくとかまだ頭に汗をかいていない人が、壁にぶち当たった時に読んでもらえればと思います。将来の自分に向けて、余裕ができたらマインド的な部分で自分が何を考えていたのかなども残せればいいですが、基本的には他者に公開する必要性がなければevernoteなどに保存しているので、ここで公開されている記事は誰かしらのニーズに応じて書いている内容になります。

情報を扱うということ

[メッセージ][勉強会資料] 1.「情報を扱うとは?」

・情報を得ること
・情報を整える・かけあわせる(思考する)こと
・情報を発すること
のいずれか、もしくは複数を行うプロセス

なぜ「情報を扱うこと」について学ぶ必要?

1)情報・知識は扱えるようになって初めて価値がある
・聞いたことがあると、知っているでは大きな違い(知名度と認知度の違い)

2)同じ時間・労力でも情報の価値には差がでる
・必ずしも時間をかけたからといって良いわけではない
・人が処理できる情報量には限りがある
・情報には受け手と発し手がいる

⇨では、情報も時間も有意義に使おう

2.情報を得るとは、またより良い情報を得るには?

情報を得るとは、端的に言うと、インプット
特に「聞く・読む・見る」の3つ
1)聞く
聞くことにもいくつかの種類がある。
授業や講演会、プレゼンテーションなどを聞くことが最も情報を得ることとして当てはまるかもしれないが、インタビューをするというような能動的な「聞く」情報の得かたがあれば、他にも日常の会話だって様々な情報を受け取っているといえ、心がけによっては有益な情報を得ることにつながる。

「聞く」ことからより良い情報を得るためには?

・メモの取り方
単純にあったままのことをそのまま歪めずに書き記すことと、そこから感じたことを書き記すこと。
これらの一見正反対な行為を両立するということで、ノートに区分けや色分けをして混ざらないようにするくらいか。
今後なんかしらで書いていきます。

・質問の仕方
一般的により良い質問をするには、しっかり話を聞き、メモなり頭の中なりで整理して理解度を高めることが必要となる。
より良い質問、とは相手が持っている情報や知識をより多く、より質高く引き出すことであり、また、その場の議論などを深める質問も良い質問であると考えられる。
また、長期的観点で見た場合、自分が相手の言っていることをしっかり理解していることを示すために話されていたことの「確認・整理」としての質問もできる。
 なお、以外と気づかない点として、もしその話がほとんど理解できていない場合、もし会話の形式であれば早い時点での質問が重要であるし、講義の形式であっても質疑の時などに聞くのは早めの方が良い。
なぜかというと、聞くなら早いうちでないと、そのあとはもう聞くチャンスなどないし、あとから知ったかぶりだったと知った時にどれだけ失望されるか考えたら自分のためにも、相手のためにも早いうちにクリアにしておいたほうがいいだろう。
特に、上記の「確認・整理」としてやそもそも理解できていない場合の質問に関しては、「◯◯という認識でよろしいですか?」などのように仮設型で質問をすると、「イエスorノー」から次の会話に進めるため、相手も会話を始めやすいし、どこが「整理できていない」、「理解できていない」かがわかるため助かる。

2)読む
本を読むことに加え、雑誌、新聞などからも情報を得ることができる。
また、最近はインターネットからも情報を得る機会は多いと考えられる。

「読む」ことからより良い情報を得るためには?

・語句を調べる
情報を扱う際において、ほとんどの分野(自らが実際に体験したことがないような情報・知識であればあるほど)では、そんなにすぐに理解をすることができない。
英単語などと同じで、何回も調べて、見ながら徐々に覚えていくという感覚で良い。
知ったかぶりをして誤った言葉の使い方をするくらいなら、時間はかかっても自分でしっかり理解してから次に進む。
多くの場合、時間を気にしてあいまいな理解度で話を進めてしまうが、長期的に見たらこっちの方が時間が掛かる。
・「これ」、「あれ」、「それ」などを明確に理解する
文章中の「これ」などがそもそもどこを指しているか理解する

・(特にインターネットにおいて)フォローする
昔から、人々が意見を作る時には、誰かしらの意見を参考に作り上げてきた。
下記の引用において、同書籍が2002年に出版された当時、オピニオンリーダーはマスコミに迎合するようになったため、ラザースフェルドの考えは通用しないと書かれているが、Twitterなどのメディアの台頭により、再びこの本来の傾向が蘇りつつあると考えられる。

かつてポール・フェックス・ラザースフェルドという社会学者が「コミュニケーションの二段の流れ」ということをいい、個々人がマスコミ情報を受信する場合、その人の属する集団のオピニオン・リーダーの解釈を経由する形で行われると指摘した。
引用- 西部邁「知性の構造」角川春樹事務所

そこで、様々な業界の著名人をフォローすることによって、情報を得て、解釈を取り入れ、自分のものにできると考えられる。
特に、自分の知識や意見がない分野に関しては、偏りを防ぐために、できるだけ他方の著名人をフォローすることが有効。
NewsPicks」というSNSに近いニュースメディアは、各界のエリートが揃っているため、強者の視点が多いものの、ビジネスにおいても、政治においても大変参考になる。

3)見る
どちらかというと、聞くことや読むことなどの誰かを経由した二次情報ではなく、一次情報を得るという感覚。

「見る」ことからより良い情報を得るためには?

 現場感覚であったり、自分で考える力とも言われるが、見たものから何を解釈するか、如何に細部の変化に気づくかやそこでの動力について察知するセンスを身につける。
 最も基礎的な努力としては、客観性と主体性をコントロールし、あえて自分が主体であることについて、客観的で俯瞰的な視点を持つこと。
例えば、そこで起きることについて、「なぜ?」を問ていくことが効果的。当たり前の出来事だと思っていたことについて、それは本当はなんでなのか?
という視点を持つこと。
一方、自分ごとではないことについて、主体的な視点を持つこと。主体者側に役割を体験する、もしくは実際に当事者にはなれない場合は、その当事者の視点に立って見ることが重要になる。

これらをイメージする際には、鳥の目と虫の目(マクロ的視点とミクロ的視点)で連想してみる。これらをコントロールすることが、「見る」行為からより多くのことを学び情報を得ることにつながる。

3.情報を整理・加工するとは、またより良い情報の整理・加工の仕方は?

情報を整理・加工するとは、基本的に得た情報を自分の頭の中でどう思考するかを示す。
実際は、情報を得る時に、情報をまとめると同時に、なんらかの視点が見出せたり、着想を得ることがあると考えられる。それを応用しようとする動力とそこから行われる思考上の行為は全てこの項目に該当すると考えられる。

より良い「情報の整理・加工」を得るためには?

今の時点で、普段自分がやっていることをもれなく・だぶりなく書き出してみた場合、
主に
情報をまとめる
・要素に分解する
・時系列に、揃える
・ポイントにし、並べる
・図にする
-グラフ(正式な名称はわからないが、線グラフや棒グラフ、円グラフなど、◯:◯など棒グラフや対抗関係を表すためによく使う)
-マップ(要素軸ごとに整理したりするニュアンス)
-概略図(「つまりどういうこと」っていう部分の文言を並べる。パワーポイントの画面をノート上に書き出すというニュアンス)
-箇条書き(単純に得られたキーワードを描き並べること。その後線などを使って概略図化する場合もある)
情報を掛け合わせる
フレームワークで案を出す
・ひたすら、ノートに感じたことを書き出す
・◯×◯という形でとりあえず案出しで掛け合わせる
・頭の中でシチュエーションをしてみて、感じたことをまとめる(勝手にゲーム理論的思考と呼んでいる)

ゲーム理論的思考について】

自らを内向的と自認している、筆者にとって、「話しながら考える」外向的な人材よりも、議論などの場で初速に遅れを感じることが多くある。
それは、「考えてから話す」という内向的な人材の特徴による。

そんな中で、工夫している点のは、「駆け引きの学問」と言われる「ゲーム理論」のような思考を頭の中ですること。
これを素早く繰り返すことができれば、初速は遅く見えても、ある段階においては、思考量で他を上回っている。
簡単にいうと、案を幾つかだし、それらをかたっぱしから実際に頭の中でシミュレーションすること。やっている途中で得るインサイトもあるので、一通り全ての案を実際に頭の中でやってみて、それで新たな気づきが出たらもう一周するなど。
そうすると、思考の次元が上がる。

4.情報を発信するとは、またより良い情報の発信の仕方は?

発信の仕方は、思考と異なり外部が主な対象になるため(ノートを取るなどは発信でありながら思考を助けるなど自らの内部も対象になる)、情報を得るときと同じくらい多様な手段がある。
五感だけでも、「聴覚、視覚、嗅覚、味覚、触覚」がある。
特に、もちろん分野によっては嗅覚や味覚、触覚などでの情報提供もあるが、ここでは主に聴覚、視覚が重要になると考えられる。

1)聴覚を活用した情報発信
・プレゼンテーション
・講演
・ディスカッション
・インタビュー
といった、一方的および双方向の「話す」という行為である。

2)視覚を活用した情報発信
・手紙
・電子メール
・レポート
・議事録
・プレゼンテーション
といった、文字や図にする行為である。

より良い情報を「発信」するためには?

「ナラティブにつたえること」、「ロジカルにつたえること」
主に、この2つがキーになると考えられる。

これらの二つに共通しているのは、
・情報量をできるだけ最大限に近づけていること
・誰にでも伝わるように心がけていること
である。

ナラティブとは、物語、語りという特性を生かし情報を扱うアプローチであり、情報を発信する際には、より内容を物語的に、情景・背景・イメージ・感情・感覚が浮かぶようにつたえることである。
このアプローチには、長さの代わりに情報量が豊かでたっぷりであるという特徴がある。

一方、ロジカルに関しては、
論理が整っていることを基礎とした情報を扱うアプローチであり、情報を発信する際には、より最小限で必要な情報量を、結論から話すなどの方法をとる。
このアプローチはナラティブな場合と比較して、簡潔で理路整然とした特徴を持つ。

なお、筆者が「ナラティブ」を使うときは、チームなどを率いるときであり、人を動かすときにはこちらを重要視する。
一方、ロジカルは、正確には「ナラティブ」の対立の位置にいるわけではなく、論理だっていることは基礎として、なるべく日々再現できるようにしている。
特別意識するのは、感情的な相手や、権威を持った相手と話すときであり、
ちなみに、就職活動時代に感じたファクトベースコンサルティングの存在意義として、権威に打ち勝つのはエビデンスとロジカルさであると考えている。

これらを日々の生活にて意識するために、「ロマンとそろばん」という形で、ことあるごとに意識付けしている。


以上