ミクロレベルの方法論に対する気づき (1/4)
はじめに
2月末から3月頭にかけて東ティモールへ滞在してきました。
最近、日本の企業であったり、この東ティモールの村であったり、
組織変革について人と話し合う機会があったので、東ティモール滞在中の気づきと含めて
メモに残しておきます。
変化が起こる状況とはどのようなものなのか?
私が思う変化が起こる状況とは、
・変化への望みが生まれていること
・変化への準備が整っていること
この現象が同時に整った時に起こると考えています。
つまり、もし変化への望み(日本人でもありがちな◯◯が欲しいであったり、就業時間を短縮したい)という思いがあったとしても、変化への準備(その人の懐事情、全体のプロジェクトの進捗やチームメンバーの繁閑事情もしくは業界・経済状況など自分の組織のみに限られない事情)というものが変化を許容するものでは無い場合、変化は起きません。
また、もし変化への準備があっても、変化への望みがない場合は変化が起きないか、失敗に終わります。これは国際協力の現場でよくある現象だと思われます。
次回は、変化を起こる状況にするための方法について記して行きたいと思います。