社会人生活を開始して半年目の振り返り
久しぶりの更新。
今年の4月に社会人になって、半年が経過した(厳密には7ヶ月目)。
今の会社は、外資系のITの会社であるが、この会社に入って日々過ごす中での感想としては、
・周囲の豊富な人脈・知見などから様々な情報を日々得ることができる
・最先端のテーマ、技術の応用について触れることができる
といったかなりキャリアの最初として下記引用で言う「バンテージポイント」のような職場である。
世界で何が起ころうとしているのかが見える場所に行け。シリコンバレーなら、まずはGoogle。GoogleがダメだったらApple。いやYahooかな。Oracleだっていい。シアトルならMicrosoftだな。こういうところは皆、「a great vantage point」((見晴らしのきく地点、よい観戦場所)なんだ。そういう会社で職を得れば、世界でこれから何が起ころうとしているかが皆見える。the next big thingが来たとき、そこに陣取っていれば、見ることができる。
(若者はバンテージポイント(有利な場所)でキャリアを磨け, 梅田望夫)
若者はバンテージポイント(有利な場所)でキャリアを磨け:梅田望夫・英語で読むITトレンド - CNET Japan
この期間の反省
主な反省としては、先を見据えたつもりでいすぎて、目の前の仕事にしっかり望めていなかったということがある。
配属の大事な期間に、会社で求められる資格などの取得に励んでいた同期がいる一方で、自分は社内のデータベースで勉強したり、社外の方とお話していたり、何もしていないわけではなかったが、目的意識はあまり高くなかったきがする。
また、やることだけを決め、やらないことを決められないでいた。
情報を増やすというのはビジネスを行う中で大変重要なことであるものの、なんでも知っているというのは簡単なことではない。まずは、目的志向で知識を身につけることもしなければと。
ほかには、思考力の欠如がある。今まで学生時代に働いていた会社などでは、10-15人程度の会社だったため、言われたことに従うだけではなく、自分の頭を使って動かなければならなかった。一方で、今の会社はかなりの従業員規模であるため、仕事のオペレーションなどがある程度確立されている。
外資だと、オペレーションの変更なども多いが、自分の頭で何が最善かを考える機会は全くなくなっている。
行動特性のテストなどでも思考力や論理性になぜか落ちが見られているため、考える力が学生時代よりも下がっているのかもしれない。
今後は直近の仕事の業務範囲でなくてもいいので、思考力を高めていけるようきっかけを作っていきたい。
今後半年の目標
やはり、今期の反省でもあったが、目の前のやるべきことをしっかりと行っていきたい。
ついつい、社会人の前半から華やかな仕事を思ってしまう傾向はあるものの、まずは基礎力をつけることを嫌がらない。
その一方で、しっかりと視座を高める機会は保っていきたい。
社会人になってから、つい日常の会話が業務レベルの内容や面白みのないものになってしまっている。しっかりと高い視点の人と会う機会をつくり、夢のある話をしていければと思う。
また、だいぶ文章力や語彙のレベルが落ちてきたと思うため、一定の長さの定期的に文章を書く機会も作っていきたい。
意識すること
世の中には、本流の仕事からキャリアを始めた人もそうではない人もいる。
また、一見今の仕事とは全く関係ない分野でキャリアを始めた人もいる。
しかし、そういう方の話を聞くと、目の前のことに熱心に取り組む結果、いつか大きな文脈としてつながっていくことがあるのだと思う。
その時のために、今できることに臨んでいきたい。
そうしていけば、自分の将来は単なる今の延長線上ではなくなるはずである。
そういったことを期待して今後はもっと努力をつづけていきたい。